・1999年の10月から始めたこのワークショップも、今年の秋で12年になります。 今まで述べ数百人の人々と共に歌ってきました。 開講当初は30人×2クラスで小さな教室で歌ってましたが、一時は2クラスで120人を超え、現在はまた30人くらいに落ち着いています。 ・今まで「これを伝えたい」と思ったことは手当たり次第に取り入れてきましたが、ようやく自分なりのワークショップが確立し始めたように思います。 ・African American(黒人)の方々の指導するゴスペルとも、ボイストレーナーやピアノの先生がリードしている教室とも違う、しおや流のアプローチで、みんなのこころの中に初めからある「ゴスペル」のかたちに触れる唄を、共に声を合わせて歌っていきたいと思ってやってます。 ・初めてゴスペルを歌うという人、他のクワイアと掛け持ちでやっている人、開講時からずっと歌っている人、といろんな人達が今もいっしょに歌っています。経験者も初心者もどうぞお気軽に参加してみてください。 ・ゴスペルというとクワイア、クワイアというとCotemporary Black Gospelがレパートリーというイメージが強いと思うのですが、ぼくは自分がずっとSpiritualsを唄ってきて、Spiritualsを通してAfrican-American Historyを掘り下げて理解していったということから、このGospelのRootのシンプルで純粋な力強さをみんなに伝えたいなあとずっと思っていました。この講座でも、Spiritualsを紹介して、唄っています。もちろんCotemporary Black Gospel Songsも唄っています。ぼくのオリジナルもやってます。選曲には特徴があるワークショップになっていると思います。 ・また、2000年〜2008年の12月に豊島区民ホール/豊島公会堂でチャリティ・クリスマスコンサートを行ってきました。 単なる発表会ではなく、クラスのみんなや、来てくれるお客さんにクリスマスとゴスペルのメッセージを知ってもらいたいという思いを込めて、YWAMの協力を得て、ライブとクリスマス・メッセージとを組み合わせたチャリティ・コンサートとして行いました。 その後、2009年には赤坂B♭にて10周年記念ライブを行い、昨年からは吉祥寺Star Pine's Cafeにてチャリティ・ゴスペルコンサートを持っています。 ■現在ピアノは佐藤五魚が担当 (2011年9月現在) ★ライブ情報 2011年11月26日 (土) チャリティ・ゴスペル・ライブ All4One2011!@吉祥寺Star Pine's Cafe ■時間/OPEN 17:00 START 18:00 ■チケット 前売り2600円/当日3000円 + 1drink(全席自由) ■場所/吉祥寺Star Pine's Cafe Phone: 0422-23-2251 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1 ★吉祥寺駅より徒歩3分。 ●地図 【出演】ALL4ONE(Choir) 塩谷達也(Choir Directer) 佐藤五魚(Pf) 石村順(B) 白根佳尚(Dr) 南場朝海(Key) ■チケットのご予約、お問い合わせはこちらまで→all4onechoir@gmail.com ■主催:ALL4ONE 塩谷達也 ■協力:池袋コミュニティカレッジ ★ALL4ONE恒例のチャリティライブ。 12年目の今年も、昨年に引き続き、また今年6月に震災のための支援ライブにも出演させてもらった吉祥寺Star Pine's Cafeで行います。 昨年はライブ収益をWORLD VISIONを通じて、アフリカのコンゴにおけるHIV孤児の援助・救済活動のために捧げさせていただきました。 今年の収益は、WORLD VISION東日本大震災緊急支援募金に捧げられます。 声を合わせ、東北への思いを胸に、吉祥寺で歌いましょう! ぜひお誘い合わせの上、皆さんでお越しください! ↓ ![]() オール・フォー・ワン。 <all voices for one voice. all thanks for one God.> <すべての声をひとつにする。神さまに向かってすべてを感謝してうたう。> という気持ちを込めて。 そのALL 4 ONE フィーリングをいつも忘れずに歌っていけますように。AMEN。 |
★しおやからひとこと (ワークショップを始めたばかりの2000年に書いた文章です。) 今やゴスペル教室や講座、クワイヤは数多くあります。それ自体よろこぶべきことだと思います。多くの人にゴスペルが開かれたという意味で。 教会で持たれているクワイヤもあれば、カルチャーセンターで開かれているworkshopもあり、人気があるからそのながれに乗ろうという人もいれば、ゴスペルのメッセージを素直に伝えようとしてる人もいますし、楽しいから歌いたいの、という人もいるでしょう。ぼくはすべてそれぞれいいんじゃないかと思います。そのこと自体、ゴスペルのメッセージが普遍的なパワーを持ってることの証明になってる。いろんなかたちで。 そして、それぞれの人にそれぞれの個性と才能が、またそれに応じた仕事が与えられているということだから。 ぼくの場合は、ゴスペルのエッセンスを少しでも多くのひとに感じてもらいたい、またそれを伝えたいという思いからこのクラスを始めました。ほんとに単純に今まで自分が感じたことをね。いつもぼくは単純なんですが(笑)。そしてクラスの規模がどんなに大きくなっても、その最初の目的は変わりません。ゴスペルを歌うことで、知ることで、まずはすごく楽しくなって、それでこころのドア(だってみんなかなり重いでしょ)がひらいちゃえば、少しでも自然にそのメッセージのエッセンスが入ってくるんじゃないかと思って、クロールの息継ぎみたいに。このWeb Site、Hush Harborでも、そういう手助けが自分なりにできればなあと思って始めました。ぼくはよくInterviewとか取材で、「何を歌ってもGospelだと思ってます」って言ってるんだけど、ゴスペルはスタイルじゃないから。だって、Negro SpiritualsとContemporary Black Gospel Choirの違いとかは一番大切なことじゃないでしょう。人種が違うと伝わらないメッセージのわけないでしょう、ゴスペルが。Good Newsなんだから。それもみんなに向けてのね。アフリカにいても、ウズべキスタンにいてもイタリアにいてもアメリカにいても日本にいても変わらないものなわけだから。実際、今日本にいるぼくたちにまではるばる伝わってるんだから。こてこてのMass ChoirであろうとCountry Gospelであろうとヨーロッパの賛美歌であろうと昨日つくった自分のオリジナル曲であろうと、そこに込められてるものが同じであれば、それはみんなひとつのGospelでしょう。ひとを通して、歌を通して、Good Newsがほんとうに伝わっていれば、それは必ずわかるよね、やっぱり。 ましてや神様にはわかるでしょう。 それでいいでしょう。 ....という信念と信仰をもって、歌を唄い、bandをやり、workshopをやり、web siteをつくってます。長くなりました。みなさんよろしく。 塩谷達也 8/1/2000 |